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足攣りのメカニズムを知って克服する

これまでの定説も踏まえる

レースで足が攣って走れなくなってしまうという悩みは実に多いです。

 

ただ、足攣りに関してはいまだに全容が解明されていない問題です。

 

よく言われているのは「水分不足による脱水症状」「塩分が失われることによる電解質バランスの欠如」といったものです。

 

その対策として、多くの選手は早めの水分補給や塩タブレットを補給することにより対策してきました。

 

しかしながら、未だに足攣りのメカニズムは解明されておらず、前述の対策を十分に行っているにも拘らず解消されずにいます。



最近は(一つの仮説ではありますが、)「疲労」「筋損傷」「遺伝」といったところが原因ではないかと、注目が集まっています。

 

確かに私の経験上、レースで限界付近で走り続けた挙句に足が攣ってジ・エンドとなった例が多くあります。

 

練習レベルでは、足攣りは起こりません。



もちろん「水分不足による脱水症状」を避けるというのは、スポーツするとかレースに出るとかいう以前の生命維持的な基本的なレベルです。

 

水分が不足すると血液がドロっとしてくるため、血流が悪くなります。

血流が悪くなれば、老廃物の除去も、筋肉に栄養を届けることも滞るということになります。

 

どんな強い選手も脱水症状のまま動き続けるのは不可能です。

これはもう、スポーツをするにあたって、避けなければならない基本的なことです。

本当の原因と対策は?

今回の話は、まずは脱水症状ではないということを前提として、「疲労」「筋損傷」「遺伝」といった複数の要因からなる、筋肉の神経系制御の変化が原因ではないかということになります。



それでは、「筋肉の神経系制御の変化」とは何でしょうか?

 

力を入れるときの「収縮」と伸ばす時の「弛緩」。

それぞれの信号のバランスが崩されることが続いた時、足攣りが起こりやすいというわけです。

足攣りが起こるときは「ふくらはぎが・・・」といったように、局所的に起こります。

局所的に縮みきっています。

 

そして、攣った箇所をストレッチをすることで軽減されるということも、マッサージャーをはじめとするトレーナーやスポーツ医の意見からも証明されています。

伸ばすことによりバランスを取って、軽減させています。



バランスが崩れる要因として、筋繊維の損傷があります。

局所的に使い過ぎてしまって、疲労した挙句に損傷して、足攣りが起こっているのです。




「では、足攣りを防ぐにはどうすればいいでしょうか?」



はい。疲れないことです。

 

たくさん練習して、そのレースのレベルでは疲れないようにする。

限界付近で運動し続ける必要が無ければ、攣らないということになります。



または、練習しすぎて、疲労が残ったままレースを迎えていないでしょうか?

 

しっかり練習して、レース前にはしっかり休養して備える。

 

「しっかり練習する」ということは、ただがむしゃらに練習するのではありません。

局所的な筋肉を使うのではなく、脚全体、身体全体を使って出力に繋がるようにする。

 

そういったことも重要になってきます。



これらのことで、足攣りのリスクはかなり軽減されていきます。

 

 

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